『触れ合う経験』はコミュニケーション力
2025.05.15
新緑の時期になり戸外遊びが楽しい季節になりました。タンポポの草花がきれいに咲く様子やテントウムシ、チョウなどの可愛い虫との出会いに子どもたちは喜んで見て触れて感じたことを周りの友達や大人に知らせてくれます。このように子どもは、大人と一緒にかかわりながら初めていろいろな世界に触れる機会を経験しています。大人でも実際に触れてみて自分がイメージしていたものと違ったりすると驚くことがあると思います。「〇○○だと思っていたけど、△△△だったね」など、その感想を子どもと共有してみるといいですね。
子どもが『触っている』のを大人が見ているだけでは、子どもが『触っただけ』の経験で終わってしまいます。経験をさらに伸ばしてあげるには、『触れる』行動だけでなく大人も子どもと同じ目線で一緒に触れて、体験を共有しながら「なんだろう?」「きれいだね!」「いい香りがするよ」など言葉をかけることが大切です。こういったかかわりがコミュニケーション力や創造性を豊かにできるきっかけになると言われています。
体験を通して大人も子どもと一緒に触れ合う経験を楽しみながら、いろいろな場面でお互いの感じたことを言葉にしてみてはいかがでしょうか。