子育てワンポイント

個性の尊重を

2021.11.15

 好き嫌いが多い子、マイペースな子、涙もろい子、短気な子など、個性はまさに十人十色。大人側の捉えで長所にもなり短所にもなる個性。個性を尊重するということは、「その子の欠点も含め、丸ごと、ありのままに受けとめる」ことです。「できない自分ですら受け止めてもらえた」と思えたとき、子どもは「自分の存在には価値がある」「ありのままで愛されている」という気持ちを得ることができます。それは、ものごとに挑戦したり、乗り越えていこうとする意欲やモチベーションへとつながり、目標に向かってがんばる力、他の人と上手く関わる力、感情をコントロールする力などの土台となっていきます。
 例えば運動会ごっこ。運動が得意な子、好きな子、苦手意識をもつ子と様々ですが、どの子も自分の力を出し切ろうと真剣勝負!友だちと一緒に力を合わせるチーム対抗競技も盛り上がります。そして、きらきらの汗、涙、笑顔!それは、大人が勝利という結果だけを求めるのではなく、子どものがんばりに対し、「転んでも途中でやめないでゴールするなんて、とても素敵だね。」「負けてしまったけど、全力でがんばっている真剣な顔、かっこよかったよ。」などと、言葉で伝え、支えてあげることで生まれるものです。運動会を終えると、子どもたちはひとまわりもふたまわりも大きく成長しています。そこで得た力が、次の生活へとつながっていくのです。
 めまぐるしく変化していく今の時代。変化を恐れず、自ら考えて行動し、周囲の人々と力を合わせて生きていくためにも、私たち大人の関わりが大事になります。子どもたちが、これからの社会をたくましく生き抜いていけるよう、大人たちみんなで手を取り合い、個性を尊重して関わっていきましょう。

子育てワンポイント

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