「なんでも食べて、大きくなあれ!」~好き嫌いが多い子どもには~
2022.05.19
「苦いから、ピーマンはきらい!」など、野菜の味を苦手とする子どもは多いですね。また、ごぼう、たけのこなどの繊維質のものも、なかなか噛めずに口から出してしまったり、食べたがらなかったり…。どうしても好き嫌いが多くなってしまい、自分の好きな物しか食べない傾向になりがちです。
そんな時は、調理に『愛』の一工夫。好みの味で味付けしたり、甘みがあって食べやすい野菜からスタートしてみるのもいいでしょう。カレー好きな子どもには、カレー味で、マヨネーズが好きな子どもには、マヨネーズを添えて…など。
そして、たくさん食べて大きくなってほしいという思いから、たくさん盛り付けがちですが、苦手なものは、少量の盛り付けにしてみましょう。食べる事ができたら、「お皿、ピカピカになったね」「ピーマン、おいしかったね」などと、苦手な物でも食べる事ができたということを、たくさんほめてあがましょう。食べる意欲につながりますよ。
また、一緒に食事をする大人の姿を見ているうちに、「おいしそうだな…」「少し、食べてみようかな…」と食べてみたくなるなど、嘱託の雰囲気作りも効果的ですね。
子どもの好き嫌いは、「いつか食べられるようになるといいね」と気楽に受け止めて、ゆっくり見守っていきましょう。