病児等保育施設とは
仕事で忙しいお母さん、お父さん、
看病の必要なお子さんをお預かりします。
遠野市では、感冒・感染性胃腸炎など乳幼児が日常かかる病気や、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)など日常かかる感染性の病気などにかかった又は回復期にある子どもを、保護者に代わって保育するサービスを行っています。それが「わらっペホーム」です。
Q. どんな子どもが利用できるの?
病気にかかっている、または病気回復期の子で、以下の条件を満たす子どもに限ります。
・医療処置や入院の必要が無い子
・生後6ヵ月から小学6年生までの子
・仕事など家庭の都合で保護者が看病できない子
Q. 預かってもらえないこともあるの?
定員3名(状況によっては増員になる場合もあります)を越えた場合、待機をお願いすることがあります。
【優先者】
・先の予約
・利用中の子ども
【待機をお願いする場合】
・定員を超えた場合
・感染性の病気の子どもが多数利用している場合
また、入室時や予約時の時より病状が変化、悪化が見られた場合は再度受診をお願いしたり、お預かりできなくなる場合があります。
Q. 何時から預ってくれるの?
保育時間は、平日(月〜金)までの朝8時から夕方6時までになります。
(土日祝日及び12/29〜1/3は休みです)
延長保育はありません。
予約受付時間は、平日の午前7時45分から午後6時までとなります。
当日の予約もできますが、受付できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。
Q. インフルエンザでも預ってくれるの?
お預りいたします。
一般的な風邪の症状のほか、感染力の強いおたふくかぜや水ぼうそうの子どももお預りします。
お子さんの病気で不明な点がある場合はまずご相談ください。
わらっぺホームの特徴
保育する子ども間の感染防止対策
- 感染防止マニュアルを作成し、各項目のチェックを徹底
- 隔離部屋を2室設け、保育室と完全分離
- 各部屋に24時間換気扇の設備と、隔離部屋に医療用空気清浄機の設置
- 隔離部屋に従事する者は、他の部屋との往来を規制
- 共同で利用するトイレは、使用した都度に消毒処理
- 使用したオムツはわらっペホームで処理
- 体の清潔保持のため、適宜沫浴やシャワー浴の実施
体調の変化の対応
- スタッフ看護師が症状に合わせた看護ケアマニュアルを徹底し、子どもを観察
- 県立遠野病院の小児科医師による巡回
- 体調の急変にはスタッフ看護師の対応と、県立遠野病院外来の受診
- 2歳未満児の子どもに対する乳児突然死症候群の防止策の徹底
ホームケアの考え方
わらっぺホームでは、子どもの権利を尊重するとともに、保護者の不安をすこしでも和らげるためホームケアに力を入れていきます。
スタッフは、保護者と一緒になって子どもの健全育成を図るため、保護者の心のザポートを積極的に行います。
お子さまの1日の様子を記し、お帰りの際に連絡票をお渡しします。
(継続して使用いたしますので、次回利用時にはご持参ください。)